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作成日：2008年2月27日_記事番号：T00005758
生達化学製薬、新工場を建設へ
生達化学製薬（スタンダード・ケム＆ファーム）はこのほど、欧州市場への進出を図るため、台南県新営市にある既存工場を拡張する形で新工場を近く着工する。投資額は６億台湾元（約20億7,000万円）で、欧州の医薬品査察共同スキーム（ＰＩＣ／Ｓ）を満たす生産ラインを設置する。完成は来年半ばの予定。27日付経済日報が伝えた。
これに関連して、行政院衛生署は監査基準はＰＩＣ／Ｓと同等の工場監査基準として、「国際標準査廠規範」を制定済みで、台湾の製薬会社168社は来年末までに基準を満たすことが求められている。
同社は現在100種類以上の医薬品を生産しており、昨年の売上高は17億4,000万元だった。輸出は売り上げ全体の20％で、輸出先は韓国、フィリピン、インドネシア、マレーシア、メキシコなど。今年は日本からの受注も目指す。
