ニュース 電子 作成日:2015年6月16日_記事番号:T00057582
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は先日、主力顧客向けのウエハー投入枚数が減り、第2四半期の業績に打撃が生じる可能性を示唆しており、クアルコムのプロセッサー「スナップドラゴン810」のオーバーヒート(発熱)問題が原因との見方が出ている。16日付経済日報が報じた。
外電によると、クアルコムの「スナップドラゴン810」発熱問題は依然解決しておらず、ソニーがスマートフォン旗艦機種、Xperia Z4(海外版Z3+)の特定のアプリケーション利用時に発熱すると認めたと報じられ、小米科技(小米、シャオミ)も旗艦機種の発売を延期する可能性が浮上している。
証券会社は、TSMCが20ナノメートル製造プロセスで生産するクアルコムの「スナップドラゴン810」の発熱問題が解決しなければ、サムスン電子が14ナノプロセスで「スナップドラゴン820」生産を加速させ、TSMCに打撃となると予測した。
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