ニュース 公益 作成日:2015年6月17日_記事番号:T00057596
ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は16日、自発的なグリーン・パワー(再生可能エネルギーによって発電された電力)購入による再生エネルギー開発の普及を目的として経済部が推進する「自願性緑色電価制度」を通じ、台湾電力(台電、TPC)より1億キロワット時(kWh)のグリーン・パワーを購入すると発表した。同社が今回購入する1億kWhは、今年TPCが販売するグリーン・パワー全体の13%を占め、これにより二酸化炭素(CO2)排出量を5,200万トン削減できるという。17日工商時報などが報じた。
「自願性緑色電価制度」は電力ユーザーに対し自発的なグリーン・パワー購入を促し、これにより得られた収入の一部を、再生エネルギー発電の売電価格に対する補助金の財源とする仕組み。同制度は昨年7月から実施されているが、認知度の低さから購入が広がっていないため、経済部能源局(エネルギー局)は今年から主に企業を対象として購入を呼び掛けている。
TSMCの発表を受けて能源局は、「台湾を代表する企業であるTSMCがより良い環境のために立ち上がったことで、多くの企業がこれに続く可能性がある」と期待を示した。
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