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炎洲集団、李総裁が一線退く【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2015年6月17日_記事番号:T00057604

炎洲集団、李総裁が一線退く【表】

 プラスチック製包装材料大手、炎洲集団は16日、同グループの李志賢総裁が傘下の万洲化学と新洲全球の董事長から退くことを決定した。炎洲については李総裁が董事長職にとどまるものの、実際の運営は経営陣に委ね、自身は一線を退く考えだ。17日付経済日報が報じた。

 

 なお万洲化学の次期董事長には林佑昇・同社執行長が、新洲全球は江文容総経理が昇格する。両社は経営のプロをトップに据えることでさらなる業績成長を目指す方針だ。

 李総裁はこれまでに、「1日の3分の1を事務作業に費やしており、グループの発展について十分に思考する時間が少ない」と語り、経営が軌道に乗った万洲化学と新洲全球についてはトップの座を譲る考えを示していた。

 なお、万洲化学は中国・江蘇省海安県で第3四半期にポリ塩化ビニル(PVC)フィルム生産ライン2本、寧波工場(浙江省)と台湾・彰化浜海工業区(彰浜工業区、彰化県)の工場で2軸延伸ポリプロピレン(BOPP)フィルムの生産ライン計3本が稼働する予定で、全体として生産能力が約20%増強されると証券会社は予測している。