ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年6月17日_記事番号:T00057605
中国鋼鉄(CSC)が開発した、光電産業向けチタン合金ターゲット材が16日、台湾で開発された優秀な製品に与えられる「傑出光電産品奨」を受賞した。同ターゲット材は主に群創光電(イノラックス)や友達光電(AUO)といった液晶パネルメーカーに供給されており、初年度の年産額は3億台湾元(約12億円)を見込む。王鍚欽CSC技術副総経理は「チタン合金ターゲット材の生産能力に問題はない。ハイテク産業で必要な量を供給できる」と語った。17日付経済日報が報じた。
呉敦義副総統(左)からトロフィーを受け取る宋志育CSC総経理(右)(CSCリリースより)
王・技術副総経理によると、同社の光電産業向けチタン合金ターゲット材は中国子会社の常州中鋼精密鍛材(江蘇省)から原料を調達した後、CSCが圧延工程、孫会社の鑫科材料科技(TTMC)が接合工程を手掛けている。
また同ターゲット材は既に第8.5世代液晶パネル工場で利用されており、今後、業界で低温ポリシリコン(LTPS)パネル工場が増えれば、需要は大幅に拡大する見通しだ。
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