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タブレットQ1出荷2割減、スマホ・2イン1が侵食


ニュース 電子 作成日:2015年6月17日_記事番号:T00057608

タブレットQ1出荷2割減、スマホ・2イン1が侵食

 市場調査会社、IDCの統計によると、世界のタブレット端末組み立てメーカーによる第1四半期出荷台数は約4,177万台で、前期比45.1%減、前年同期比20.1%減となった。一方、ノートパソコンとしても使える2イン1機種の同期出荷台数は192万台で、前期比50.1%減少したが、前年同期比では11.3%増加した。中時電子報が伝えた。

 IDCはタブレットの出荷大幅減について、スマートフォンと2イン1機種に需要を侵食されたと分析した。スマホは通信キャリアとの契約更新時に買い替えが促進され、2イン1機種は通常のタブレットより優位性が高いと指摘した。

 タブレット組み立てメーカー別の出荷台数は多かった順に▽鴻海精密工業▽サムスン電子▽仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)▽和碩聯合科技(ペガトロン)▽LGエレクトロニクス──。

 IDCは、今年のタブレット世界市場の出荷台数は前年比8%減少すると予測した。ただ、7インチ以上でLTE対応、通話機能のある機種などが需要を喚起する可能性があると指摘した。一方、2イン1機種の今年の世界出荷台数は52.2%増加すると予測した。