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ヤマハが毎月新車投入、通年シェア30%超目指す【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年6月17日_記事番号:T00057613

ヤマハが毎月新車投入、通年シェア30%超目指す【表】

 台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)は16日、スポーツタイプの125ccスクーター「BW'S(ビーウィズ)R」のモデルチェンジ車種を発売した。価格は7万8,500台湾元(約31万円)と前モデルから据え置き、月間2,500台、年間3万台の販売を目指す。今年通年の市場シェアで30%以上を目指す同社は5月に125ccスクーター「シグナスX」の新モデルを発売した他、7月にも大型車種「R3」を投入予定で、需要期の夏休みシーズンに照準を合わせ、毎月新車を投入している。17日付工商時報が報じた。


「BW'S R」は若者がターゲットだ(台湾ヤマハリリースより)

 台湾ヤマハは、武田真二総経理が着任した昨年末以降、近年になくマーケティングに注力しており、今年に入り毎月のように新車を投入している他、オーナー向けイベントや、大規模な野外イベントの開催を頻繁に行っている。これを反映し、今年1〜5月の同社の新車登録台数は7万7,974台と、大手3社で唯一、前年同期比プラス成長を記録した。

 うち125cc車種の同期販売台数は4万台に迫り、低価格入門車を除けば同クラス市場でトップに立っている他、大型車も販売を伸ばしており、売上構成比が既に10%を超えている。