ニュース 社会 作成日:2015年6月18日_記事番号:T00057619
元立法委員の政治評論家、邱毅氏をインターネット上で「政界の核廃棄物」「最もはげたごみ」などと批判した大学生に対し、邱氏が名誉毀損に当たると刑事告訴した事件で、宜蘭地方法院は17日の判決公判で、邱氏は公人であり、大学生による発言は「善意による評論」だったとして、被告の大学生に無罪判決を下した。邱氏は50万台湾元(約200万円)の賠償を求める民事訴訟も起こしていた。18日付蘋果日報などが伝えた。
邱氏は昨年5月に台北都市交通システム(MRT)板南線で起きた無差別殺傷事件について、「ヒマワリ学生運動に影響を受けた犯行だ」などとフェイスブックで発言し、被告を含むネットユーザーから批判を浴びていた。邱氏は普段からかつらを使用している。
判決について、被告の大学生は「無罪判決で台湾の司法に対する信頼感を取り戻した」とコメントした。
邱氏は同日夜の政治討論番組で、「裁判官こそ司法界の核廃棄物だ」などと述べ、判決に不満を表明した。
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