ニュース 政治 作成日:2015年6月18日_記事番号:T00057621
来年1月の台湾総統選で与党国民党の公認候補となることが確実となった同党副主席、洪秀柱氏(67、立法院副院長)の支持率が急上昇。大手ケーブルテレビ局、TVBSが15日から16日にかけて実施した最新の世論調査で、洪氏の支持率は41%に達し、民進党主席の蔡英文氏(38%)を3ポイントリードした。来年の総統選をめぐる主な世論調査で、蔡氏が国民党の候補にリードされたのは初めてだ。18日付中国時報が報じた。
洪氏の選挙事務室も、早ければ端午節連休に国民党本部に設置される(中央社)
TVBSの世論調査で、洪氏の支持率は6月3日時点の31%から10ポイントも上昇。蔡氏も同じ期間に支持率を32%から38%に伸ばしたが、「小辣椒(洪氏のニックネーム)旋風」には勝てなかった。
仮に国民党が洪氏ではなく、王金平立法院長、朱立倫主席を擁立した場合、支持率はいずれも35%で、蔡氏の支持率をそれぞれ1ポイント、7ポイント下回った。
また、王氏を支持する勢力が、正副総統候補として、王・洪コンビを推す動きを見せていることについては、不支持が47%で、支持(38%)を大きく上回った。
国民党支持者で見ると、洪氏の支持率は6ポイント上昇し77%に達したが、蔡氏の支持率も6%から10%に上昇した。
国民党は17日、中央常務委員会を開き、洪氏を総統選に擁立する方針を異論なく決定した。7月19日に開かれる全国代表大会(党大会)で正式に候補として指名される運びだ。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722