ニュース その他分野 作成日:2015年6月18日_記事番号:T00057623
中国とオーストラリアは17日、自由貿易協定(FTA)に署名した。年内発効を目指す。オーストラリアはこれまで、中国とのFTA交渉を優先してきたが、今回の署名を受け、今後は台湾との経済協力協定(ECA)の締結交渉にも弾みが付きそうだ。18日付工商時報が伝えた。
卓士昭経済部次長は、中豪FTAにより、台湾の鉄鋼やプラスチック・ゴム製品の輸出に打撃が予想されると述べた(17日=中央社)
台湾とオーストラリアは7月14、15の両日、台北で次官級の経済貿易諮問会議を開き、域内の経済統合や食品安全面での協力などについて意見が交わされる見通しだ。
鄧振中経済部長は「オーストラリア市場は台湾にとってとても重要で、ECAは台湾の輸出にメリットがある。台湾は協定締結を望んでいるが、オーストラリア側の態度をうかがう必要がある」と指摘した。
台湾は既にニュージーランドとの間で経済協力協定(ANZTEC)を結んでいる。
一方、経済部は中豪FTAが台湾の輸出に対する影響を年間9,800万米ドルと試算し、「影響はあるが、持ちこたえらないほどではない」との認識を示した。
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