ニュース 商業・サービス 作成日:2015年6月18日_記事番号:T00057626
オンラインゲーム最大手、智冠科技(ソフトワールド・インターナショナル)の王俊博董事長は17日の株主総会で、海外企業との提携を強化すると宣言した。中国企業と共同の研究開発(R&D)で中国市場展開を加速する他、インドネシア、マレーシアを皮切りに東南アジア市場でも販促を進めると述べた。18日付蘋果日報が報じた。
王董事長は、2年前からスマートフォンゲームが普及し、市場参入が容易になったと説明。これにより、特に中国の開発チーム1万組近くが大量のゲームを中台市場に投入し、競争が激化していると指摘した。
こうした中、ゲーム開発に関しては、同社傘下の開発会社、中華網龍(チャイニーズ・ゲーマー・インターナショナル)と智楽堂網路(ジーロット・デジタル・インターナショナル)が自社開発だけでなく、中国の有名ゲームメーカーと提携することで、中国、香港、マカオ、台湾市場に開発した製品を直接投入する構えだ。ジーロットは下半期に中国メーカーと共同開発した霹靂布袋劇シリーズの新作を発売する予定だ。
ゲーム代理運営については、智凡迪科技(ゲーム・ファースト・インターナショナル)が引き続き海外の質の高いゲーム大作を導入する。
販促に関しては、コンビニエンスストア6,000店以上で販売、3,000店以上で動画を放映することで露出度を高め、ゲームの製品ライフサイクルを延ばしており、今後この方法を東南アジアにも持ち込む方針だ。
支払い方法については、今後電子マネー口座、モバイル支払い、オンライン・ツー・オフライン(O2O)など多様化する考えだ。
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