ニュース その他製造 作成日:2015年6月18日_記事番号:T00057628
太陽電池業界各社の経営陣が最近、株主総会において「最悪の時期は過ぎた」、「価格と需要が同時に上向いている」といった楽観的な見方を相次いで示す中、市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のエナジートレンドもこのほど、同業界では6月より受注が増えているとする最新レポートを発表。各社の楽観見通しに裏付けが得られた格好だ。18日付工商時報が報じた。
太陽電池大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)は今週開催した株主総会で、米国向け輸出に課せられる反ダンピング関税率が台湾メーカーで最も低いことから、第2四半期より第三国のモジュールメーカーからの受注が大幅に増えていると明らかにした。
また新日光能源(ネオソーラーパワー)も「需要の増加と価格の上昇が感じられる」として下半期の業績に明るい見通しを示した。
これに対しエナジートレンドは、川上のポリシリコン(多結晶シリコン)は依然供給過剰状態にあることから、現時点で太陽電池価格の上昇は見られないが、シリコンウエハー、電池、モジュール価格は好転していると指摘した。
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