ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年6月18日_記事番号:T00057633
自動車大手、裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の厳凱泰(ケネス・イエン)董事長は17日の株主総会で、自社ブランド「ラクスジェン(LUXGEN)」の今年の中台での新車販売台数は8万1,900台となり、損益均衡を達成すると述べた。裕隆グループ全体では中台で新車販売目標28万台を達成する見通しだ。18日付蘋果日報が報じた。
姚総経理は、今年の台湾新車販売市場は前年の42万台と同水準となるが、円安とユーロ安で台湾生産車は打撃を受けると予想した(17日=中央社)
ラクスジェンは台湾で、4月に新型SUV(スポーツ用多目的車)「U6ターボ・エコハイパー」を発売し、受注が累計3,000台を超えた。今年のラクスジェン販売台数は過去最高の1万6,900台を見込む。
中国では昨年のラクスジェン販売台数が5万2,203台と前年比60%増加した。市場が活況で、新車の発売や販売拠点の増加により、今年の販売台数は6万5,000台と予測している。
裕隆の姚振祥総経理は、ラクスジェンは中国で第1四半期に利益が出ており、ブランド創設以来わずか6年で黒字転換を果たしたと述べた。また、まだ4車種しかないのに損益均衡は異例のことだと語った。
姚総経理は6月の台湾新車販売市場について、自動車や住宅など大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月「鬼月」(今年は8月14日から)を前に駆け込み需要が期待できるとして、前月比1.5〜4.4%増の3万5,000〜3万6,000台と見込む。
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