ニュース 家電 作成日:2015年6月18日_記事番号:T00057635
東芝は17日、欧州におけるテレビの自社開発・販売・サービス業務を終了し、7月からの予定で仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)にブランドを供与するライセンス事業に移行すると発表した。コンパルは今後、ポーランド工場で製品の設計、製造を行い、欧州各国の代理販売業者に東芝ブランドのテレビを出荷する。東芝は出荷台数に応じてライセンス料を受け取る。18日付工商時報が報じた。
コンパルは2011年、東芝との関係強化と受注確保のため、東芝がメキシコに保有していた液晶テレビ組立工場を買収。13年には東芝のポーランド工場も買収した。また今年3月、北米のテレビ事業について東芝ブランドの供与を受けており、今回さらに提携を拡大した形だ。
この他、外電の報道によると、東芝は東南アジア市場向けのテレビ組み立てを担うインドネシア工場についても売却に向け、コンパル、緯創資通(ウィストロン)、群創光電(イノラックス)、友達光電(AUO)など台湾メーカーと接触しており、コンパルが買収する可能性が高いとの観測が出ている。
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