ニュース 電子 作成日:2015年6月18日_記事番号:T00057639
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)は独自サイズ23.6インチの小型テレビ用パネルの受注が、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)に奪われたようだ。18日付電子時報が報じた。
イノラックスは親会社の鴻海精密工業と共同で、メキシコ政府の23.6インチテレビ調達を落札したことで、同サイズのテレビパネル出荷が世界最多で、月150万〜200万枚とされる。イノラックスの王志超総経理は先日、23.6インチテレビパネル出荷は昨年が1,000万枚以上で、今年も同水準とみていたが、為替相場の関係で少し減りそうだと話した。
こうした中、パネル業界の上半期の23.6インチテレビパネル出荷は320万枚で、BOEが100万枚を占めるとの市場観測が出ている。BOEの5月出荷は40万枚以上と従来の月10万枚未満を大きく上回り、6月は5月以上とみられている。
中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)は、今年の23.6インチテレビパネルの出荷予測を従来の900万枚から700万枚に引き下げた。下半期は400万〜500万枚の見通しだ。23.6インチテレビパネル価格は現在60米ドルで、7月に小幅下落する可能性がある。
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