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マンダリンオリエンタル台北、中国企業への売却報道を否定


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年6月22日_記事番号:T00057652

マンダリンオリエンタル台北、中国企業への売却報道を否定

 台北市の高級ホテル、台北文華東方酒店(マンダリンオリエンタル台北、旧中泰賓館)を経営する開泰豊国際の林命群董事長は22日、同ホテルが上海市を拠点とする中国企業に売却されたとの観測を報じた同日付自由時報の報道について、「全くの事実無根だ。現時点で売却する考えは一切ない」と述べて否定した。中時電子報が報じた。

 林董事長は、この4〜5年、マンダリンオリエンタルを売却するといううわさが相次ぎ、迷惑していると語った。2年前にはある買い手が600億台湾元(約2,400億円)を提示したという話が流れたと説明しつつ、「600億元でも売らなかったのに、(今回のうわさの)480億元で売ることがあるだろうか」と強調した。

 自由時報は、中国企業への売却は、中国信託慈善基金会の辜仲諒董事長が重要な役割を果たし、交渉の結果、480億元での譲渡が決まり、香港で契約が結ばれたもようだと報じていた。