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ソフトバンクのロボット事業、鴻海とアリババが出資


ニュース 電子 作成日:2015年6月22日_記事番号:T00057664

ソフトバンクのロボット事業、鴻海とアリババが出資

 ソフトバンクは18日、同グループのロボット事業を統括するソフトバンクロボティクスホールディングス(SBRH)に対して、鴻海精密工業と中国電子商取引最大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)がそれぞれ145億円を出資することで合意したと発表した。3社は今後、世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」をはじめとしたロボット事業の世界進出に向けた体制強化を図り、世界規模でのロボット産業の普及・発展を目指して協力する。


郭董事長(左)は「ソフトバンク、アリババと協力し、ロボット工学を発展させる」と語った(18日=中央社)

 SBRHへの出資比率はソフトバンク60%、鴻海20%、アリババ20%となる。

 鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、「インテリジェント製造における能力を高め、インダストリー4.0を実現することが当社の重点戦略だ。顧客に最先端のソリューションを提供し、世界の消費者の生活に大きな利便性をもたらす革新的技術への投資を行っていく」と述べた。

 なおSBRHは20日、一般消費者向けにペッパーを発売し、6月販売分1,000台を1分間で完売した。本体価格は19万8,000円(税別)。次回販売時期は7月中に発表する。