ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エバーライト、エピスターと赤外線LED開発


ニュース 電子 作成日:2015年6月22日_記事番号:T00057666

エバーライト、エピスターと赤外線LED開発

 発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)最大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)の葉寅夫董事長は、LED最大手の晶元光電(エピスター)と電源管理、セキュリティーコントロールの分野で赤外線LEDを応用した特殊製品を開発したと明かした。エピスターは既に車載用で受注したみられる。22日付経済日報が報じた。

 葉董事長は先週、台湾のLED産業は赤外線、紫外線LEDなど有望なニッチ製品の開発に力を入れることで、中国製品との差別化を強化する必要があると指摘した。

 エバーライトとエピスターはそれぞれ、先週の台湾LED照明展で赤外線LED関連製品を展示した。エピスターの広報担当者は、同社の赤外線LEDチップは変換効率が世界最高で、波長帯も広く、従来製品では不可能だった指紋認証など生体認証への応用が可能になったと説明した。下半期に量産する見通しだ。

 葉董事長は、エバーライトの新工場は今年末に稼動予定と説明した。後工程の増強に投資し、自動車、セキュリティーコントロール向けが重点分野になると述べた。