ニュース 政治 作成日:2015年6月23日_記事番号:T00057676
与党国民党の総統選候補になることが濃厚な洪秀柱同党副主席(67、立法院副院長)は22日、自身の対中政策テーゼ「一中同表(中国と台湾が中国全体の一部であることを相互に表明する)」に統一色が強いとの批判が出ていることについて、「『一中同表』は大陸(中国)に中華民国が存在している事実を表明するよう求めるものだ。さらに、将来武力を行使しないよう表明することも求める」との見解を示した。23日付自由時報が報じた。
最近の洪氏(左)人気を好感して、早くも一緒に選挙用写真を撮る国民党立法委員も現れている(22日=中央社)
この発言に対し、野党民進党からは選挙の票目当ての解釈ではないかとの疑念が示された。蔡其昌同党立法委員は「対岸(中国)に中華民国の存在を認めさせるというのは民進党の主張に近いが、洪氏が過去に数多く参加した両岸(中台)交流の場ではそうした発言を聞いたことがない」と批判した。その上で、「洪氏は習近平中国国家主席の前で中華民国への承認を主張すべきで、そうでない限り発言は疑わしい」と指摘した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722