ニュース 金融 作成日:2015年6月23日_記事番号:T00057687
金融持ち株会社の富邦金融控股は22日、韓国現代自動車(ヒュンダイ)グループ傘下の生命保険会社、現代ライフ生命保険の第三者割当増資を引き受け、株式48%を2,200億ウォン(約250億円)で取得し、現代自グループに次ぐ2位株主になると発表した。23日付経済日報と韓国各紙が伝えた。
出資に伴い、富邦金控傘下の生保、富邦人寿保険は現代ライフ生命と資産運用法や販路開拓の分野で戦略提携する。富邦金控による増資引き受けで、現代ライフ生命のリスクベース自己資本比率(RBC)は130%台から230%台へと大幅に改善する。
富邦金控による今回の投資は自己資金で賄い、一連のアジア進出の一環となる。台湾の保険会社が北東アジア市場に進出するのは初となる。
富邦金控の蔡明興副董事長は「現代自グループと長期的な協力関係を構築し、さらに多くの業務で戦略提携を進めたい」と述べた。今後は中国での自動車保険事業での提携を視野に入れる。
現代ライフ生命の李柱爀(イ・ジュヒョク)代表は「今回の提携は単純な資本拡充ではなく、相互の長期的な成長に向け最適なパートナーに出会ったものだ。財務的安定はもちろん、販路面などさまざまな分野で相乗効果を最大化していく」と説明した。
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