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LCY大社工場、全面再開へ【図】


ニュース 石油・化学 作成日:2015年6月23日_記事番号:T00057694

LCY大社工場、全面再開へ【図】

 高雄市の大規模爆発事故で昨年8月に操業停止を命じられた李長栄化学工業(LCYケミカル、栄化)の大社工場について、高雄市政府は22日、使用申請があった輸送管の安全性を確認中で、今後輸送管の管理保守計画が審査を通過すれば、早ければ7月に日産700トンのポリプロピレン(PP)生産ラインの試運転を認めると表明した。23日付経済日報が報じた。

 証券会社は、LCYが操業を停止している生産ラインは主に医療用のポリプロピレンなどを生産しており、現在の相場1トン当たり1,250〜1,300米ドルで計算すれば、操業再開で月間売上高が9億台湾元(約36億円)増えると予測した。

 LCYは操業停止命令を受け、月間売上高が一時15億元減少した。今年4月には傘下のボイラー工場、繊維工場、複合材料工場の操業再開が認められ、続いて日産350トンのポリプロピレン生産ラインがタンクローリーで原料を輸送する方式での試運転が認められている。