ニュース 電子 作成日:2015年6月23日_記事番号:T00057698
通信キャリア最大手、中華電信は22日、約1,000台湾元(約4,000円)で第4世代(4G)移動通信を使用量による接続速度制限なしで利用できる料金プランの販売を30日で中止すると表明した。遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)と台湾大哥大(台湾モバイル)も今月末で販売を中止する見通しだ。23日付蘋果日報が伝えた。
移動通信キャリア各社は4月から1,000元以下で4G使い放題プランを導入し、顧客獲得にしのぎを削っていた。現在4G使い放題プランの料金は中華電信が988元、台湾大哥大と遠伝電信が998元などとなっている。
しかし、一部ユーザーが月に1,000GB(ギガバイト)といった大量のデータ通信を利用し、他のユーザーの接続速度への影響が懸念される事態となったため、公平な利用の観点から販売中止が決められた側面もあるとみられる。
中華電信は「988元プランは短期のプロモーションにすぎない」と説明した。通信大手3社が販売中止で足並みをそろえた場合、来月以降は使い放題プランの最低料金が1,199元からとなる。
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