ニュース 電子 作成日:2015年6月23日_記事番号:T00057700
新金宝集団(キンポグループ)の金宝電子工業(キンポ・エレクトロニクス)の沈軾栄総経理は、家庭用ロボットを第4四半期に発売する計画だと語った。価格は未定だが1,000米ドル未満で、世界初の感情認識パーソナルロボット、ソフトバンクのPepper(ペッパー)より安いという。23日付蘋果日報が報じた。
許勝雄キンポグループ董事長は、キンポは事業転換を図る5カ年計画を立てており、ロボットや3D(3次元)プリンターなどの分野で研究開発(R&D)、設計、自社ブランド創設まで行う他、フィリピン工場の生産を拡大すると述べた。
中国の労働力不足を受け、キンポはフィリピン第1期工場が昨年2月に量産したのに続き、今年9月に第2期工場に着工、2016年第3四半期に稼働予定だ。フィリピンの生産能力は今年が全体の2〜3割、来年末には3〜4割まで拡大する見通しだ。投資額は32億台湾元(約130億円)。
沈総経理は、フィリピン工場は現在6,000人で来年末に1万人まで増員する計画で、マレーシアの1,000〜2,000人、タイの泰金宝科技(カルコンプ・エレクトロニクス・コニュニケーションズ)の1万8,000人を合わせれば、グループで3万人と、東南アジア最大のメーカーとなると語った。
キンポグループの受託生産大手、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は近く、ベトナム工場の携帯電話生産ラインが稼働予定だ。
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