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蔡英文氏、「インダストリー4.0」を提唱


ニュース 政治 作成日:2015年6月24日_記事番号:T00057708

蔡英文氏、「インダストリー4.0」を提唱

 民進党の総統選候補、蔡英文主席は23日、新竹科学工業園区(竹科)科学工業同業公会の招きで竹科で講演を行った際、竹科が第4次工業革命の「インダストリー4.0」を進めて台湾産業の高度化を導くべきとの考えを示した。さらに、当選後は「スマート台湾」政策を推進し、企業がイノベーションに取り組みやすい環境を整備したいと抱負を語った。24日付聯合報などが報じた。


蔡氏(左)の講演内容は、概ね参加者の好評を得たもようだ(23日=中央社)

 「インダストリー4.0」は製造業のコンピューター化、デジタル化、スマート化を図る概念で、ドイツ政府がハイテク産業戦略として推進している。蔡氏は台湾もドイツに倣うべきと主張した。同時に、人材の流出を防ぎ、海外から優秀な人材を呼び込むことも重要課題として挙げた。

 講演には、前回2012年の総統選で馬英九総統への支持を産業界に呼び掛ける記者会見を開いた宣明智・聯華電子(UMC)名誉副董事長や、李金恭・京元電子(KYEC)董事長も姿を見せて人目を引いた。