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台湾大哥大、CATV100万世帯を目標


ニュース 電子 作成日:2008年2月27日_記事番号:T00005772

台湾大哥大、CATV100万世帯を目標


 台湾大哥大(タイワン・モバイル)の張孝威総経理は26日、年内に傘下のケーブルテレビ(CATV)配信業者、台固媒体(TFNメディア)の契約世帯数を現在の50万世帯から100万世帯に増加させる目標を明らかにした。27日付工商時報が伝えた。
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 同社は他企業の買収によって規模拡大を図る考えで、既に大手の中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ)や東森電視(ETTV)、台湾寛頻通訊顧問(TBC)と株式交換に関する話し合いを行っており、地方の独立系ケーブルテレビ業者も視野に入れている。

 中嘉や東森が、韓国のMBKパートナーズや米カーライルなどに買収された際の価格は、1世帯当たり4万3,000~4万5,000元(約14万8,000~15万5,000円)で、台固媒体の目標達成には、買収費用が200億元以上かかることになるが、台固媒体の鄭俊卿総経理は、「3万~3万5,000元が妥当な価格」という認識を示した。