ニュース 電子 作成日:2015年6月24日_記事番号:T00057726
中国政府の支援で構築が進む中国の「紅色供給網(レッドサプライチェーン)」に対する懸念が広がる中、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)の呉田玉営運長は23日、5年後に中国で超大型の半導体企業が誕生すると予想し、華為(ファーウェイ)がそうなる可能性が高いとの見方を示した。24日付経済日報が報じた。
呉営運長は「中国の台頭は台湾メーカーにとってチャンスでもあり、自身のニッチを見つけられるかが試される」と述べた(23日=中央社)
呉営運長は、中国で半導体の巨人が誕生した場合、台湾を含めた世界の半導体産業に影響をもたらすかは常に注意を払う必要があると指摘。ただし百戦錬磨の台湾メーカーは必ずこの巨人と張り合えると強調した。
呉営運長はまた、中国の野心は強いが、欧米の半導体大手が製造事業から徐々に撤退し、サプライチェーンが完備された台湾と韓国が世界の製造拠点となる中、中国はそう簡単には追い付けないと指摘した。
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