ニュース 政治 作成日:2015年6月25日_記事番号:T00057735
柯文哲台北市長(無所属)は昨年12月の就任から半年を迎えた。蘋果日報による最新の世論調査で、柯市長の支持率は61.67%、不支持率は35.49%で、依然高い支持を得ているが、4月の就任100日目に実施された同紙の世論調査に比べると、支持率は14ポイント低下した。
柯市長(右)が受益者負担の原則から公共レンタサイクル「YouBike(ユーバイク、微笑単車)」を全面有料化したことについては、支持率が6割に上った(24日=中央社)
柯市長は台北文化体育園区(通称・台北ドーム)の安全問題をめぐり、事業者の遠雄企業団(ファーグローリー・グループ)と全面対決するなど、過去の市政の問題点を次々と指摘した。ただ、一部には手段が強引過ぎるとの指摘も出始めている。実際に台北市廉政委員会による台北ドームに関する調査状況には50.7%が満足だと答えたものの、不満だとの回答も44.0%に上った。
市の担当職員を面罵(めんば)して波紋を呼ぶ柯市長のスタイルについては、賛同するとの意見が43%に対し、賛同できないとの意見が51%に達した。
柯市長は世論調査結果について、「ドームの件が支持低下の主因ではないか。ドームは現在『傷の処置』をしているところで、縫合後にはすぐ回復する」と医師ならではの表現でコメントした。
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