市場調査会社、ＩＤＣの統計によると、中国でのスマートフォン販売不振を受け、組み立てメーカーの第１四半期世界出荷台数は前期比11.5％減となった。上位３位はサムスン電子、鴻海精密工業、和碩聯合科技（ペガトロン）だった。25日付工商時報が報じた。
ＩＤＣの統計によると、４位は韓国のＬＧエレクトロニクス。５位の上海華勤通訊技術を筆頭に、上位10位に中国メーカー４社がランクインした。
ＩＤＣは、中国スマホブランドの低価格競争や、新興市場の地場ブランド台頭を受け、中国ＯＤＭ（相手先ブランドのよる設計・製造）メーカーの成長は、中国スマホブランドの過去数年の成長を上回ると指摘した。
ＩＤＣは今年の組み立てメーカーのスマホ出荷予測について▽第２四半期、前期比５％増▽第３四半期、10％増▽第４四半期、２％増──で、通年では前年比12.3％増とした。
