ニュース 電子 作成日:2015年6月26日_記事番号:T00057782
中堅通信キャリア、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は25日の株主総会で董事12議席と独立董事(社外取締役)3議席を改選し、うち董事6議席を鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の宝鑫国際投資が獲得し、経営権を掌握した。これまで鴻海は董事1議席のみ保有していた。26日付経済日報などが報じた。
呂董事長(中)は、鴻海との提携後、亜太電信の株主は今年12万人へと昨年から倍増したと発言した(25日=中央社)
鴻海が派遣する董事6人は、▽呂芳銘・亜太電信董事長▽徐広棟・亜太電信執行長▽黄南仁・国碁電子(アンビット・マイクロシステムズ)総経理▽范瑞頴・東森電視(ETTV)董事長▽張嘉祥・遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)元執行副総経理▽謝其嘉・台揚科技(マイクロエレクトロニクス・テクノロジー、MTI)董事長──。
鴻海以外の董事6議席は、台湾鉄路(台鉄)が3議席を維持し、華栄電線電纜(HEワイヤアンドケーブル)が2議席、裕晟投資が1議席を獲得した。
呂董事長は、鴻海の亜太電信への出資比率は現在14.9%だが、アンビットとの合併後22%に上昇、台鉄の出資比率は約10%になると説明した。
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