ニュース 機械 作成日:2015年6月29日_記事番号:T00057798
家庭用ミシン世界最大手、伸興工業の林志誠董事長は、今年の販売目標を過去最高346万台と掲げた。同社の主管によると、上半期の受注は150万台で前年同期の140万5,000台から微増だった。29日付工商時報が報じた。
林志誠董事長は、東欧の景気低迷、ロシアの通貨ルーブル下落などの要因で、見通しが良くないと述べた。同社はトルコや中国市場に重点を置き、中国で提携パートナーを模索し、今年の中国での受託生産20万台を目指す。中国とベトナム工場の生産調整で、今年のベトナム工場の生産は全体の70%を占める見通しだ。
顧客との受注調整や販売戦略の見直しの他、新機種の研究開発(R&D)も行う。ただし、新機種の業績への貢献は2017年以降と見込む。
同社は昨年連結売上高が62億4,600万台湾元(約250億円)、税引き前利益は10億7,900万元、純利益は8億3,700万元、1株当たりの利益(EPS)は13.70元と、いずれも過去最高を更新した。今年第1四半期は為替損失が1,300万元以上でEPSが1.91元に低下したが、証券会社は通年EPSは12元と予測した。
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