ニュース 電子 作成日:2015年6月29日_記事番号:T00057807
29日付工商時報によると、ノートパソコンの需要低迷を受けて同製品向け液晶パネルの在庫圧力が高まっており、価格も下落が続いていることから台湾や韓国のパネルメーカーは第3四半期、第5世代工場の稼働率を5〜10ポイント引き下げるとの観測が出ている。
市場調査会社、IHSディスプレイサーチの統計によると、ノートPC用パネル在庫は第1四半期末時点で700万枚に上り、さらに4月からブランドがパネル調達を大幅に削減したことから、第3四半期まで厳しい在庫状況が続く見通しだ。
こうした中、ノートPC用パネル価格は下落の一途をたどっており、ディスプレイサーチの統計によるとIT(情報技術)製品用パネル価格は上半期累計で10%以上下落。うちノートPC用15.6インチパネルの下落幅が15%と最大となり、コスト割れが懸念されている。
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