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今年のCPI上昇率、3%台を予測


ニュース その他分野 作成日:2008年2月29日_記事番号:T00005781

今年のCPI上昇率、3%台を予測

 
 小麦、大豆、トウモロコシなどの食品基幹物資の国際価格高騰を受け、今年通年の消費者物価指数(CPI)の対前年比上昇率が3%台を突破するという見通しを、経済や財政に関する部会(省庁)の上層部が明らかにした。29日付工商時報が報じた。
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 中国の雪害の影響などで、3~4月は供給不足で価格が高騰、夏頃には米国、オーストラリアなどからの輸入で、需要と供給のバランスがとれるという。

 経済部の分析によると、2月の小麦の輸入価格の上昇率は前年比92.14%、大豆は73%、トウモロコシは27%に上る。

 台湾にとって最大の輸入先である米国の農業部の報告では、小麦、大豆、トウモロコシの輸出量は減少しており、減少幅は小麦で17.39%にも上る。