ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台湾初のオフショア支援船、台船が建造へ


ニュース 運輸 作成日:2015年6月30日_記事番号:T00057821

台湾初のオフショア支援船、台船が建造へ

 台湾国際造船(台船、CSBC)が、台湾初のオフショア支援船の建造に取り組む。洋上風力発電設備の設置工事での活用を視野に、来年より建造を開始、2017年3月以前の完成を目指す。投資額は8,000万〜1億米ドルだ。30日付経済日報が報じた。

 オフショア支援船は海上工事作業を行う台船の新たな子会社が保有する予定で、台船の事業で利用される他、彰化県沖の洋上風力発電プロジェクトを推進する福海風力発電、海洋風力発電、および台湾電力(台電、TPC)からの工事の受注獲得を目指す。

 台船はグリーンエネルギーを新たな成長分野と位置付けており、昨年3月、海洋気象観測タワー、風力発電機30基の組み立ておよび輸送・設置のプロジェクトを福海風力発電から30億台湾元(約120億円)で受注している。海洋気象観測タワーは近く設置が完了し、1年間のテスト運用に入る。風力発電機の設置は来年2基、17年に28基のスケジュールで行う予定だ。

 台船はまた、経済部による風力発電サイト36カ所の開発計画への参画も予定している。