ニュース その他分野 作成日:2015年6月30日_記事番号:T00057822
中央大学台湾経済発展研究中心(台経中心)が29日発表した6月の消費者信頼感指数(CCI)は90.58ポイントで前月比1.06ポイント下落した。指数を構成する6項目のうち、「今後半年間の株式投資機会」が90.2ポイントと前月から9.9ポイント急落したことが最大の要因だ。中央大学経済系の呉大任教授は、調査期間の6月19~22日はちょうど中国の株価大幅下落やギリシャの財政破綻が話題となり、株式市場への投資意欲に影響を与えたとの見方を示した。30日付蘋果日報などが報じた。
また、「今後半年間の物価水準」は前月比2.6ポイント上昇の58.45ポイントで過去10年半で最高を記録した。呉教授は、国際エネルギー価格は依然低い水準にあるが、消費者が物価上昇に懸念を抱いているとの見解を示した。
その他の項目は、▽「今後半年間の家庭経済」、88.9ポイント(前月比1.25ポイント上昇)▽「今後半年間の就業機会」、115.75ポイント(同0.85ポイント上昇)▽「今後半年間の耐久消費財購入機会」、105.6ポイント(同0.9ポイント上昇)▽「今後半年間の台湾景気」、84.60ポイント(同2.05ポイント下落)──だった。
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