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基隆新駅舎の供用開始、鳥籠がモチーフ


ニュース 運輸 作成日:2015年6月30日_記事番号:T00057823

基隆新駅舎の供用開始、鳥籠がモチーフ

 台湾鉄路(台鉄)の基隆駅で新駅舎が完成し、29日に馬英九総統らが出席して供用開始の式典が行われた。30日付中国時報などが伝えた。


馬総統は29日、基隆駅は台鉄の縱貫線の始点としてますます進化し、多くの観光客を呼び込んでほしいと語った(29日=中央社)

 新駅舎には26億台湾元(約100億円)が投資され、建物は円筒状の本体に円弧状の屋根を持つ現代的なデザインへと一新された。建物の形状は基隆の旧名「鶏籠」にちなみ、ニワトリ籠をモチーフにしている。また、駅周辺の中山橋南側から駅舎を眺めると船の形に見える。構内には台湾で初の半地下化ホームが設置されている他、北出口の天井には韓国の芸術家、朴善熙さんが魚のうろこと海の波をデザインしたオブジェ「燦流」がつるされている。

 旧駅舎は基隆市政府が管理を引き継ぎ、日本統治時代の駅舎復刻模型などが展示される。