ニュース その他製造 作成日:2015年6月30日_記事番号:T00057828
製靴大手の豊泰企業は29日の株主総会で、ナイキ製品の生産拡大に向けたインドでの新たな生産拠点設置、および台湾での研究開発(R&D)センター増設計画を表明した。今後3年間の投資額は20億台湾元(約80億円)を見込む。30日付工商時報などが報じた。
ナイキの今期(3~7月)の世界市場での受注額は前年同期比11%増が見込まれ、豊泰も生産能力を拡大して対応している。豊泰は現在インドのタミル・ナードゥ州チェイヤーに生産拠点を持ち、そのうちの第1、第2工場でナイキ製品を生産している。ナイキ製品の生産では、インドネシアでも工場棟2棟を増設する計画で、今年末の完工、来年からの量産を見込む。
R&Dセンターについては、雲林県斗六市の豊帝工場区を2億元かけて改造を進めており、第1期は完工、現在第2期の工事中だ。ナイキとは共同で、特定の動きに適したサポートを提供するアッパーシステム「フライウィーブ」の開発や、際立った軽量性を実現した「フライニット」の技術改善を実現した。2014年のR&D費用は前年比17%増の12億7,000万元で売上高の3%を占めた。
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