ニュース 金融 作成日:2015年6月30日_記事番号:T00057829
中国財政部の史耀斌副部長は29日、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、世界銀行、アジア開発銀行(ADB)の加盟国・地域なら、AIIB理事会の特別多数で認められれば、早ければ今年末にも加入申請できると表明した。中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)は、台湾の加入問題に対応できるとの見方を示した。30日付経済日報が報じた。
AIIB設立協定の署名式が北京の人民大会堂で開かれ、創設メンバー50カ国が協定に署名した(29日=中央社)
台湾はAIIB秘書処に加入意向を伝えているが、創設メンバーでの参加は認められず、今後どのような立場で加入できるかに注目が集まっていた。
台湾財政部の張盛和部長は、AIIB設立協定の発効時期を見極め、最適なタイミングで加入申請を行うと述べた。一方で、台湾は平等で矮小(わいしょう)化されない名義で参加すると改めて表明し、ADBの参加名義「中国台北」は受け入れないと強調した。
張部長は、AIIBの払込資本金は200億米ドルへと従来から倍増したため、台湾が参加に必要な出資金は、域内総生産(GDP)で試算すれば、約3億7,500万米ドルと予想した。
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