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中高年の離職理由、会社都合が38%【図】


ニュース その他分野 作成日:2015年7月1日_記事番号:T00057853

中高年の離職理由、会社都合が38%【図】

 行政院主計総処の調査によると、中高年従業員の離職で、45歳以降での最初の離職では理由の38%を「会社都合」が占めた。「自己都合」は54.1%、「定年退職」は7.4%だった。1日付工商時報が報じた。

 主計総処は昨年10月、45~64歳を対象に初めて同調査を行った。45歳以上で勤務経験がある552万6,000人のうち、離職を経験していたのは197万6,000人(35.75%)だった。

 会社都合で離職した理由は、会社の海外移転、工場閉鎖や、職務や勤務場所の変更、体力面で離職を迫られたなどだった。

 また、就業中の中高年98万8,000人のうち36%が失業を懸念していた。理由は上位から▽会社の海外移転や閉鎖、30.35%▽職場での冷遇、24.67%▽職位が低くリストラされやすい、18.1%──など。

 一方、無職の中高年267万2,000人のうち30万人近くが再就職を希望していた。うち7割が政府に対し、就業支援や労働時間の規定改定で、中高年の雇用を増やしてほしいと考えていた。