ニュース 社会 作成日:2015年7月1日_記事番号:T00057856
新北市八里区のウオーターパーク、八仙水上楽園での粉じん爆発事故で約500人の負傷者が出たことを受け、日本の医療用品メーカー、富士システムズ(本社・東京都文京区、川口洋一郎社長)が医療用シリコンガーゼを寄付し、同社に台湾市民から感謝の声が殺到している。
富士システムズのFBページ。「日台友好!万歳!」「まさに雪中送炭だ!」など感謝のコメントであふれている(同社FBページより)
今回の爆発事故発生の2日後に当たる29日、民進党の林淑芬立法委員が自身のフェイスブック(FB)ページに「日本から送られた温かい支援」と題する記事を投稿。その中で富士システムズの川口社長が「やけどを負った若者たちの治療にシリコンガーゼ『トレックス』を寄贈したい」との申し出たことを明らかにした。
林立法委員によると、富士システムズのシリコンガーゼはかつて代理業者を通じて台湾でも販売されていたが、価格が高く使用量も少ないため輸入を停止。輸入許可証も失効していた。しかし今回の申し出を受けて林立法委員が直ちに衛生福利部に掛け合い、特別に許可を受けて29日中に台湾へ到着。馬偕紀念医院へと送られた。
林立法委員が投稿した記事はその後、ネット上に急速に拡散した。その内容を見たネットユーザーが富士システムズのFBページに殺到し、中国語や日本語で感謝のコメントを残した。
これを受けて富士システムズは同ページに「東日本大震災の際に台湾の皆さまから大きな支援をいただきました」と投稿し、今回のシリコンガーゼ寄贈に震災時の支援に対する恩返しの意が込められていることを明らかにした。
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