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双竜自の代理販売業務、嘉楽宝汽車が引き継ぎ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年7月1日_記事番号:T00057860

双竜自の代理販売業務、嘉楽宝汽車が引き継ぎ

 徳安集団傘下で韓国・双竜自動車の台湾代理店だった台湾双竜興業は30日、廃業を発表した。12年間にわたる双竜車の代理業務終了に伴い、台湾における双竜車の販売は、韓国・起亜自動車(KIA)の商用車代理店、嘉楽宝汽車が新設した永嘉双竜汽車が引き継いだ。同社は年内に台湾全土で12カ所の販売・サービス拠点を開設し、改めて新型車を市場に投入する方針だ。1日付工商時報が報じた。

 台湾双竜は2012年設立で、台湾においてスポーツ多目的車(SUV)やオフロード車の輸入販売を主に行っていた。同社が代理販売を開始した当初、台湾ではSUV人気が高まっており、双竜車はメルセデス・ベンツのエンジンを搭載し、価格競争力が高いため、まずまずの販売実績を残した。その後、競争激化に加え、韓国本社が財務危機に見舞われ、数度にわたり経営者が交代する中、台湾での販売を支援する余裕はなく、販売量を落としていった。

 台湾双竜は昨年下半期より新車の輸入を停止。今年に入り、完成車と部品在庫の消化を終え、このほど業務の停止を宣言した。