ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年7月1日_記事番号:T00057866
台塑集団(台湾プラスチックグループ)がベトナム・ハティン省に建設中の大型製鉄所に対し、熱延製品生産ラインの試験運転用に中国鋼鉄(CSC)がスラブ30万トンを供給することが決まった。取引額は約30億台湾元(約120億円)とみられる。1日付経済日報が報じた。
昨年8月、同製鉄所を運営するフォルモサ・ハティン・スチール(台塑河静鋼鉄興業、FHS)の董事長に元CSC総経理の陳源成氏が就任して以降、台プラとCSCは関係を強化している。CSCは今年2月、FHSに追加出資を行い、持ち株比率を従来の5%から25%に拡大。さらに技術、人材交流を進め、建設スケジュールの加速に努めている。
FHSの主管は、陳董事長がトップに就任した後、工事に遅れが出なくなったばかりか、予定を上回る進度を見せていると語り、12月にも最初の熱延コイルを生産できるとの見通しを示した。
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