ニュース 政治 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057871
宋楚瑜親民党主席は1日、来年1月の立法委員選挙で選挙区に立候補する同党候補者の第一陣5人を発表した記者会見で、自身の総統選への立候補について「私に能力があって皆が嫌わないでのあれば慎重に考えたい」と含みを持たせる発言を行った。立候補した場合、同党の立法委員候補者の選挙情勢にプラス効果が見込まれる一方、国民党の総統候補の票が一定程度割れる可能性がある。2日付聯合報が報じた。
宋主席は「私は台湾で一番元気なおじさんだ」と健在ぶりをアピールした(1日=中央社)
国民党は洪秀柱副主席が総統選の公認候補となることが濃厚となって以来、張碩文元立法委員が同党から親民党に移った上で新北市第3選挙区(三重区)への出馬を決めるなど、立法委員や地方議員の離党の動きが相次いで伝えられている。親民党は国民党本土派が離党した場合の受け皿になるのか注目を集めている。これについて秦金生親民党秘書長は、同党は状況を観察しているところで、現時点で国民党の人材を誘ってはいないと説明。「これは善意だ」と強調した。
宋主席は前回2012年の総統選にも立候補しており、得票数36万9,588票、得票率2.77%で落選した。
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