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大魯閣グループ、台中でSC運営開始


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057878

大魯閣グループ、台中でSC運営開始

 台湾鉄路(台鉄)台中駅近くのショッピングセンター(SC)、新時代購物中心(モード・モール、東区)が1日、「大魯閣新時代購物中心」に改称した。同SCを所有する富邦人寿保険から大魯閣繊維(タロコテキスタイル)傘下の大魯閣開発が借り受けて、最長30年間運営する。大魯閣開発は今後1年半年内に3億台湾元(約12億円)を投じて改装し、前年比5割増の年商45億元を目指す。2日付工商時報が報じた。

 大魯閣新時代購物中心は大魯閣開発が賃借して運営する初のSCだ。郭大睿同社董事総経理は、同SCは若い家族と学生をターゲットに、レジャー、スポーツ、娯楽の要素を導入する他、テーマ型レストランを強化すると説明した。7月に子ども職業体験施設「小老闆職業体験館(フューチャーボス)」、大魯閣ボーリング場を導入する。年内に海外の設計チームに依頼して野外音楽劇場の設置も計画する。

 大魯閣開発の蔡明璋董事長は、台中市のSCは彰化県、南投県からの来客も見込め、成長の余地が大きいと指摘。また、台中市政府の東区発展計画により、同区への大規模な人口移動が見込め、大魯閣新時代購物中心がまず恩恵を受けると予想した。