ニュース 金融 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057879
台湾の電子マネー最大手、悠遊カード(イージーカード)を運営する悠遊卡公司は1日、中国の大手電子商取引サイト「淘宝網(タオバオ)」系の支払いツール「支付宝(アリペイ)」と決済面で提携する方向で検討していることを明らかにした。2日付聯合報が伝えた。
悠遊カードは1日からスーパーの全聯福利中心(Pxマート)全土750店での支払いにも使えるようになった(中央社)
構想によると、悠遊カードが銀行経由で支付宝と提携し、中国人観光客が台湾で悠遊カードで代金決済を行う際、中国の支付宝の支払い口座から代金を引き落とす仕組みだ。
双方はこれまで1年近く、提携に向けた交渉を進めてきた。ただ、関係法規の関係で、両者の協力は銀行経由の形態を取る必要がある。
このほか、金融監督管理委員会(金管会)は悠遊カードの台湾域外での使用を容認しており、悠遊卡公司は香港、シンガポールの業者と、1枚のカードにチップ2枚を内蔵する方式などによりカードの共用化を目指す方向で交渉を進めている。
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