ニュース 商業・サービス 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057880
王品集団は1日、喫茶チェーン、曼咖啡(Famonn Coffee)5店全てを7月末までに閉店すると明かした。利益率が目標に届かなかったためだ。王品は、ブランドを畳むことでグループ社員の士気低下を回避し、株主権益の保護を図ると説明した。2日付工商時報などが報じた。
台北市の汀洲店(中正区)、瑞光店(内湖区)、桃園市の中レキ(レキは土へんに歴)元化店は7月12日まで、台北市の光復北店(松山区)、新竹そごう駅前店(新竹市東区)は7月31日までの営業となる。
曼咖啡は2011年に創設された王品グループ11番目の飲食ブランド。チェーン展開しながらも撤退するグループ初のブランドとなる。
曼咖啡は創設当初、低価格喫茶の位置付けで、平均客単価は約130台湾元(約520円)だった。このため利益率は王品グループの他のブランドを大きく下回った。その後、経営戦略を見直し、今年2月には光復北店をコーヒーと自家製パンを提供する新型店舗「カフェ&ベーカリー」に改装し、平均客単価は約200元に上昇したが、利益率が目標に届かずブランド撤退を決めた。
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