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ファミリーマート、オーガニックスーパーと提携


ニュース 商業・サービス 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057881

ファミリーマート、オーガニックスーパーと提携

 コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)の葉栄廷董事長は1日、オーガニックスーパーマーケット「天和鮮物」と提携し、スーパーとの複合型店舗を開設すると表明した。ファミマでは現在全土800店舗で青果類を販売しているが、天和鮮物との提携により高価格帯の商品を販売する計画で、第4四半期に第1号店をオープンする予定だ。2日付工商時報が報じた。

 ファミマは5月末、薬剤師が常駐して処方薬の販売を行う、薬局との複合型店舗を台湾のコンビニとして初めて開設。下半期には2号店をオープンする予定だ。

 葉董事長はこの他、店内に2〜3坪の簡易型厨房を設置し、その場で調理した食品を提供する計画があり、現在、ある日本料理店と提携交渉をしていると話した。8月にも実現する見通しだ。

 ファミマは現在、全土に2,960店舗を展開している。同社は今年、質向上に重点を置き、店舗数の拡大は急いでいない。社内では年内の増加数は10店舗程度にとどまると予測している。ただ薛東都・同社総経理は「来年は必ず3,000店を突破し、将来的には市場の売上高シェアで30%を獲得したい」と強調した。