ニュース 建設 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057882
5直轄市全体の上半期の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記の件数)は前年同期比21.2%減の7万9,866件で、世界金融危機の影響を受けた2009年上半期の実績を31.3%下回った。2日付工商時報が報じた。
5直轄市で軒並み減少した。内訳は減少幅が大きかった順に▽新北市、2万3,533件(前年同期比24.7%減)▽桃園市、1万7,526件(22.7%減)▽台北市、1万3,061件(21.8%減)▽高雄市、1万6,504件(19.3%減)▽台南市、9,242件(12.6%減)──。
不動産仲介、全国不動産の張瀞勻・企画研究室主任は、台北市の移転件数は09年上半期と比べて54%減少、新北市は47%減少したと指摘。不動産転売時に土地と建物の売却益に一括課税を行う「房地合一課税」の施行決定、高い保有税によって取引量が大きく減少したと説明した。
業界関係者は、現在の市況に加え、来年初めに総統・立法委員選挙を控えることから、台湾全土の今年通年の移転件数は30万件を下回り、過去2番目に低い29万件もあり得ると予想した。
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