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太陽電池ウエハーの緑能、実質生産能力が世界3位に


ニュース その他製造 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057884

太陽電池ウエハーの緑能、実質生産能力が世界3位に

 太陽電池用多結晶シリコンウエハー最大手、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)は1日、同業の旭晶能源科技(エバーソル)と生産委託契約を結んだ。これにより緑能が「コントロール可能な」生産能力は世界で業界3位以内に入る3ギガワット(GW)となった。2日付工商時報が報じた。

 緑能は「現在ハイエンド・シリコンウエハーの需要が強く、自前の生産能力では既に供給不足となっているため、生産委託方式で対応することを決めた」と説明。今後同社はシリコンインゴット製造およびスライス加工をエバーソル に委託する。

 なお緑能は昨年、太陽電池大手、茂迪(モテック・インダストリーズ)と、モテックが保有する南部科学工業園区(南科)シリコンウエハー工場の生産ラインのうち半分を緑能が運営する内容の戦略提携を結んでいる。

 観測によると、緑能の生産能力は現在2.2GWで、モテックのシリコンウエハー工場とエバーソルの各400メガワット(MW)を合わせると3GWを超えることになる。