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永冠能源、台中港に風力発電部品工場計画


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057885

永冠能源、台中港に風力発電部品工場計画

 風力発電用部品大手、永冠能源科技(YGG)は1日、洋上風力発電用鋳造部品の大型工場を設置するため、台中港と契約を締結した。年内に着工し、年産能力7万トンの予定だ。2日付経済日報が報じた。

 新工場の投資額は15億5,000万台湾元(約62億円。用地を除く)。就業機会400人を創出する見込みだ。第2期工事では15億元を投じて加工工場を設置し、同社の洋上風力発電部品の世界向け輸出拠点とする計画だ。

 経済部は、洋上、陸上合わせて風力発電機1,000基の設置計画を推進しており、台中港では東元電機(TECO)、中国鋼鉄(CSC)が組み立て工場を設置する予定だ。

 証券会社は、栄冠は今年の風力発電用部品出荷が前年比3割以上増え、通年売上高は過去最高の80億元が狙えるとした。栄冠の顧客、シーメンスは、洋上風力発電機の市場シェアが66.4%で首位だ。