ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

KYMCOと川崎重工、大型バイク新車を共同発表【図】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年7月2日_記事番号:T00057886

KYMCOと川崎重工、大型バイク新車を共同発表【図】

 バイク最大手、光陽工業(KYMCO)は1日、川崎重工業と共同で、KYMCO「ダウンタウン350i」(排気量350cc)と同社受託生産のカワサキ「J300」(同300cc)の大型バイク2車種を発表した。KYMCOは両車種の今年通年の販売目標で3,000台以上を掲げ、大型バイク市場でシェア3割以上キープを狙う。2日付工商時報が報じた。

 KYMCOと川崎重工の提携は12年間に及ぶが、新車種を共同発表したのは初めてだ。 

 ダウンタウン350iの定価は23万台湾元(約92万円)で、台湾生産の300ccバイクと同水準。コストパフォーマンスの高さを訴求する。

 J300は川崎重工が欧州向けに発売したバイクだ。欧州での販売好調を受けてKYMCOが台湾での販売を求め、実現した。定価は26万8,000元で、競合の日系輸入バイクより2万〜3万元安い。

 KYMCOの柯俊斌総経理は、250cc以上のバイクが2012年に高速道路の通行を解禁されてから、同クラス車種の年間販売台数は09年の2,000台未満から昨年1万9,099台へと約10倍に増えたと説明。今年は2万5,000台に達すると予想した。